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金利の上限は?

事業者が行う借金では事業者側の利益を確保するために事前に定められた金利に基づいて利息が発生することになります。
例えば1万円を借りて年間金利が20%であれば一年後には1万2千円を返済することになるといった具合です。

 

ただこの金利も無制限に請求して良いとされているわけではなく、事業が適切に行われるように法律による制限がかけられています。
ではその法律によって定められる金利の上限はいくらかというと、これは年利にして20%が上限とされています。

 

借金額によって年利は違う

より詳細にいえば10万円未満の場合は年利20%、10万円以上100万円未満の場合は年利18%、100万円以上は年利15%が上限となっているのですが、少なくともこの金利より高い金利で事業者が貸付をしていた場合には違法の貸付として扱われることになるわけです。

 

この根拠となる法律の名前は利息制限法と呼ばれており、かつてはこれを破っても罰則はありませんでしたが2010年の
改正以降、この利息制限法で設定される上限金利以上の貸付には罰則が下るようになりました。
よって現在であれば、少なくとも法律を守っているしっかりとした貸金業者であればこの金利を破ることは無いわけです。

 

借金の金利は場合によって異なる

さて、しかしこれはあくまでも事業者がお金を貸し付ける場合の話です。
事業者が事業としてではなく、個人が事業目的以外でお金を貸す場合にはこれらよりも高い年利109.5%という金利の請求が上限となります。
こちらの根拠となっているのは貸金業者の融資以外の貸付についても制限する出資法という法律で、この年利109.5%を超える金利での返済要求をしたり契約の締結をしたということであれば5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金という大変重い罰が下ります。

 

ただ実際には利息制限法を超える金利での貸し付けは裁判によって無効とされることになりますから、基本的に借金において請求できる金利の上限は利息制限法によって規定されている通りだと覚えておけば良いでしょう。