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借金する時の借用書の書き方

どうして借金の借用書が必要なのか?

まとまった金額の借金をしたり、貸したりする場合は借用書などを作り、記録をしっかりと残しておかなければなりません。友人同士や親戚同士だったりすると、借用書を書いてほしいと言いづらい人もいる事でしょう。

 

しかし、いくら信頼している人でも他所からも多額の借金を重ねていて、お金に困ってどうしようもなくなってしまったり、実はだらしない性格の人だったと後から気付いた場合は、お金が返ってこなくなってしまうケースもあるのです。

 

また、お金を貸してくれた人が後になってから借りた金額よりも多いお金を貸したと言い張る事もあります。その場合は借りた側にも弱みがありますから、ついつい多く返済してしまう事もあるかもしれません。

 

どちらにしてもその場のノリで口約束のみでパッとお金を貸し借りしてしまうと、後々大きなトラブルに発展してしまう事も充分考えられる事を自覚しなければならないでしょう。

 

何年かけても必ず返す事を決意している人と、お金が出来る時まで気長に返済を待ってくれる気でいる人との組み合わせならば契約書は必要無いかもしれません。

 

しかし相手の境遇も自分の境遇もずっと一緒ではないですし、相手の気持ちは結局他人からは全て読み取ることはできません。お金を貸し借りする際には一応ね、という事で借用書を作ると良いでしょう。

 

借金の借用書で必要な事

借金をする時の借用書の書き方ですが、必須事項が抜けているとただの紙切れとなってしまいます。法的には口約束でも契約の一つになりますが、そこにある程度証拠が無ければ泣き寝入りしてしまう事も多々あります。

 

これは借金に限らず、パワハラや会社からの退職勧奨・解雇などでも同様です。言った・言わないのレベルの話になってしまうのです。

 

借用書はインターネットでフォーマットを入手し、プリントして用意する事が出来ます。また、市販されている物もありますので探してみるのも良いでしょう。

 

自力で作るよりも記入漏れや必須事項の漏れが無いので安心です。借金の貸し借りをする際の借用書の書き方ですが、借金をした日付と借り入れ金額をはっきり明記します。

 

そして意外と忘れがちなのが返済期日です。返済期日を明確にしておかないと返済期日が無期限の契約と見なされてしまい、もしも裁判などになった時に不利になってしまいます。

 

また、返済方法なども記載しておきましょう。更に利息や返済期日を過ぎた後に発生する延滞損害金などを必要に応じて記入します。

 

その後、借りた側と化した側の氏名・住所・署名と捺印をします。連帯保証人がいる場合は同じように名前と署名をしてもらいましょう。

 

借金の借用書、改ざんされないために

ここで一つ注意しておきたいのが借り入れをした時の記入方法です。普通金額は数字で表記する事がほとんどですが、借用書の場合は金額を漢数字を使って書きましょう。

 

数字だと貸した側に後から金額を付け足されてしまう可能性があります。また、借用書を作成したら借り入れをする側が借用書のコピーを控えとしてもらうのが良いでしょう。

 

専門家の手を借りる?

借金の額によっては借用書ではなく、更に法的に効果のある公正証書を作成するのが望ましいです。公正証書は法律の専門家によって作成されている公文書です。

 

万が一借金の返済が滞ってしまったりお金を返さずに逃げてしまった場合、相手に強制執行が出来ます。借用書はちょっとした証拠程度にしかなりませんが、額面の大きい金額を貸し借りする場合は法的に効果がある公正証書を作成しておいた方がトラブルの防止にもなります。

 

お金を貸す側も、その人が本当に返済能力があるのかどうかを見極めて貸さなければなりませんが、本人の支払い能力を見極めるのは結構難しい事です。

 

単なる借用書で済ましてしまえば、確かに借金の証明にはなりますが、強制力はあまりありません。大金を貸す場合には法律の専門家に頼んで公正証書を作成しましょう。

 

借金の借用書で気を付ける事の数々

上の方で借金をする際の借用書の書き方について少し触れましたが、借用書を作成する際に気を付ける事は日付などの記入漏れだけではありません。

 

パソコンなどで借用書を作る際には、氏名と署名の欄が直筆で無い場合無効となってしまいます。むしろ偽造されたと判断されてしまう可能性がありますから、借用書の署名・捺印は直筆で書きましょう。

 

借用書の返済方法欄にも注意が必要です。借金が返せなかったら家を譲ります・売り払って返済しますなど、非常識だと思われる内容が書かれていると無効になってしまう事があるのです。

 

一方が著しく不利益になるような契約や、借りた側が未成年や成年被後見人・被保佐人の場合は借用書が無効とされてしまいます。

 

借金の借用書で後悔しないためにも・・

こういった失敗をして後々後悔しないためにも、高額の貸し借りが発生する際には弁護士などの専門家にアドバイスをもらって作成しておきましょう。公正文書を作成したり借用書を作成した場合は、それを無くさないようにしっかりと保管しておきましょう。

 

また、細かく記載されている金銭消費貸借契約書は、貸主・借主用両方で収入印紙が必要です。返済の期日もできるだけ明確にし、毎月何日に○万円の返済などと細かい取り決めをしておいた方が良い場合があります。